「1つの光回線で何台までの機器を接続できるの?」
こんな疑問が頭をよぎったことはありませんか?
自宅にパソコンが複数台あり、家族で使い分けているという場合、それぞれがインターネットに接続できないと不便です。
ここでは1つの光回線で何台までがネット接続できるのか、その上限などについて紹介していきます。
家族みんなでインターネットを楽しむためにはとても重要な部分で、しっかり把握しておく必要があります。
各サービスの同時接続可能台数まとめ
1つの光回線で、同時にネット接続できる機器の台数は回線によって変わります。
プロバイダごとに違いはありません。
NTTのサービスでいうと、以前主流だったBフレッツでは、最大5台までという同時接続数の制限があります。
すでにBフレッツの新規申込受付も終了し、現在では、フレッツ光へと移行していますが、フレッツ光では、同時接続数の制限はありません。
そして、AUのサービスであるAUひかりでは、同時接続数6台までという表記をされていることが多いです。
ただし、AUひかりの「6台」というのは推奨環境というだけで、制限条件ではないとのことです。
つまりは、フレッツ光とAUひかりに大きな差はないかと思われます。
ルーターだけではLANポートが足りない場合
複数のパソコンなどでネット接続する場合、ルーターとそれぞれのパソコンを繋ぐのが基本的な接続方法です。
有線接続の場合には、ルーターにもLANケーブル端子の数が限られておりますので、回線のみじゃなくルーター側のスペックも確認しておきましょう。
無線接続の場合でも、ルーター側に同時接続可能台数の制限がありますので、こちらも確認しておきましょう!
スイッチングハブの活用
有線接続で更に台数を増やしたい場合、スイッチングハブという機器を活用するのも一手です。
スイッチングハブはルーターに接続する機器で、さらに多くのケーブルを利用できるようになります。
端子の数を増やすための中継器というイメージでしょうか。
家庭内なでここまでしなければいけないケースは少ないですが、企業などではよく使われる方法です。
もしルーターだけではすべてのパソコンなどをネット接続できない場合は、スイッチングハブの活用も検討しましょう。
スイッチングハブは家電量販店や通販などもで購入できるので、個人でも手軽に入手できます。
ネット接続する機器はパソコンだけではないので、状況によってはこうした対応をしなければいけない場合も出てきます。
速度の低下には注意
複数のルーターやスイッチングハブも活用すればかなりの数の機器をネット接続できます。
ただ、ここで注意したいのが回線速度の低下です。
同じ回線を分け合って複数の機器に接続しますので、それらの機器で同時にネット接続すればその分だけ回線速度が低下することがあります。
家族みんなでインターネットをしたら速度が遅くて快適に見られない、なんてこともあるわけです。
速度の低下を考えると、むやみやたらに同時接続するのはあまり良いことではないのです。
どの機器にネット接続するか、その数は必要最小限に抑えられるように考慮するのも大事なことだと考えてください。
無制限に接続できるかといって何も考えずに接続していると、せっかくの光回線なのに速度が遅いという結果になってしまいます。
多少遅くなるくらいなら影響もないですが、大容量の動画を見る場合などはそれなりの速度が求められます。
動画視聴が多い方は特に注意が必要でしょう。
まとめ
光回線は回線によって同時接続可能な数が変わります。
本当に接続する必要があるのかを考えながら、家庭でのネット環境を整えていきましょう。
そうすれば速度を維持しつつ、家族みんなで思う存分ネットを楽しめるようになります。
そうはいっても、当方、家族5人住まいでフレッツ光・AU光ともに契約経験ありますが、どちらも速度面での不満を持ったことないですし、同時接続数なんてあまり気にする必要はないかもしれませんね。
多くの方が同時に接続するであろう企業や法人等においては、契約できるプランがまた個人向けとは別のものになりますので、注意が必要です。
フレッツ光ネクスト ビジネスタイプになると、月額4万円程度と個人向けのプランとは全く別物となっています。